当時の機械を貸していただきました。(10/3) Edit

畳の復元ワークショップに向けて、当時の畳糸を作った機械を貸していただきました。
当時畳糸を仕事で作っていた家で使われていたもので、ほぼ当時の状態で、使えるかも知れません。
足ふみ式(左)と、手回し式(右)です。
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当時の畳糸に使われていた麻がありました。(9/29) Edit

信州麻プロジェクトの方が、当時の問屋さんから貸してもらった麻の畳糸(当時のもの)を見せてもらいました。
tatami_ito.jpg
柔道畳に使われた糸は特注で更に太い糸だったとの事。


(star)柔道畳復元ワークショップin美麻 Edit

このたび、畳職人植田さんの協力を得て、地域の宝を子ども達に伝えるため、美麻小中学校の児童、生徒と一緒にミニ柔道畳を作ることとなりました。
美麻に住む人も知らなかった麻の歴史が百年の時を超えて明かされるワークショップにご参加ください。

  • 日 時:10月24日(金)午後2時〜(予定)
    (小中学校の授業の一環として行いますが、一般の方も参加できます)
  • 場 所:美麻小中学校
  • 参加費:無料
  • 内 容:講演 植田昇氏(美麻と柔道畳)、ミニ柔道畳の復元
  • 申込み期限:10月15日(水)

申込みは、事務局0261-29-2311 又は電子メール Edit


柔道畳復元の様子を放送したNHKの番組 Edit

映像(NHK首都圏ネットワーク:長野県では放送してません)を貸してもらいました。興味のある方は事務局までご連絡ください。
当日、使用していただいた菜種油も映ってましたよ。

当日の様子はみあさづくり通信13?にも紹介しています。


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お宝第1号(柔道畳に使われていた麻) Edit

それは、1通の招待状から始まりました。
招待状をくれたのは、畳職人の植田さんという方で、日本の柔道畳の復元プロジェクトを主催されています。(詳しくは、こちらをご覧ください。)

何で美麻と畳(それも柔道)と思ったのですが、読むと柔道の総本山である講道館を開いた嘉納治五郎が、柔道畳のその仕様の中で、美麻村の麻を指定していた文献が見つかったというのです。

美麻のお宝発見、第1号の期待を旨に復元プロジェクトの会場へ...
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会場は、廃校となった中学校の教室、大量のわら等が持ち込まれていました。
(そういえば、畳作りを見るのも初めてだったりして)

続きは後ほど書きますが、

復元プロジェクトの様子は、明日5/16(金)の午後6:10〜NHKの首都圏ネットワークという番組で放送されるらしいので、ご覧ください。


現時点での柔道畳復元についての検証をお知らせします。

美麻の糸が以前の講道館の柔道畳表の縦糸に使われていたことは話ししておりました。その後わかったことに柔道創設時代1882年明治15年の柔道畳表(ござ)ではイチビ(黄麻)という麻糸を縦糸に使っておりました。これは後の畳表縦糸の調査でわかったことですが、大分県、沖縄県、熊本県、静岡県浜名湖周辺、静岡県(伊豆半島下田 岡崎)へ行って調べて柔道畳の畳表の縦糸はイチビ(黄麻)でした。

そこで、今回の50年前の資料で、講道館の畳に美麻の麻糸が使われていた事実に
則って検証してみました。柔道創設時代1882年明治15年の畳は一般的なもので、これを栄昌寺で12枚の畳を敷いて弟子9人と共に理想の柔道を築くべき修行をしていた時に、畳表の縦糸をイチビと使った畳では、数回の投げ技などを行った場合に畳の縦糸は直ぐに切れて半年もすると見るも無残畳になったということが今回の縦糸の復元でわかりました。

今回、縦糸は美麻ではできなかったので、静岡で復元を行いました。今後、出来れば美麻で麻糸を作れれば、柔道のみならず神聖とされる神社仏閣、皇室などの畳でも重要になることと思います。

当時の畳は柔道には適さなかったことにより半年で栄昌寺を出ておりますが、明治19年の4年間の短い間に、神田や東京中心地周辺を約6回に渡り引越しをしています。畳だけが原因で講道館は引越しをしているわけではないとは思いますが、
畳は直ぐに破けて、柔道家の弟子は怪我をするなど問題になったことが予想されます。

何故ゆえに柔道創設者 嘉納治五郎師範と専属の畳職人は講道館の畳を研究したという今回判明した文献では、柔道に適さなかった畳を研究せざる終えなかったのだと思われ、当時、畳の糸で有名だった美麻の麻糸が選択されたということなのでしょう。

好意的な言い方になりますが、美麻の麻糸がなければ柔道創設者嘉納治五郎師範は
畳を使い続けていたことが疑問を持てるところではありますが、美麻の麻糸に変更することで格段の耐久性が得られたことがあることは間違いないと考えております。

その時期に、柔道畳としての製法も大きく発展していくことにより、嘉納治五郎師範の理想の柔道について畳を変化し、より嘉納治五郎師範の理想とする理念に近づいていったのではないかと考えております。素材の部分的な部分ではありますが、美麻村は非常に需要な地域だったということは間違いないと思います。

ただし、今回判明したものは柔道家をはじめとする関係者も知られていないことから部分的な素材ですが、その素材と地域の重要性を多くの方々に知って欲しいと思っております。中々部分的なところは一般の理解されるには時間がかかることだとも思います。

2008.3.28

柔道畳復元も柔道創設1882年明治15年の永昌寺の畳の復元が終わりました。出来上がりとしては1000年以上の技法を駆使してすべて手作りですので、非常にソフトなクッション性です。ちょうど日本の座布団のやわらかさに似ています。
やはり、当時の畳は畳表(ござ)の縦糸が柔道の寝技や投げ技による衝撃によって直ぐに切れていることがわかりました。
このことで嘉納師範と弟子達関係者は明治19年頃まで困っていたのではないかと予想されます。

残るは、嘉納治五郎師範が研究を行い理想の柔道のために取り組んでいた柔道畳のみとなりましたが、熟練工の技術が必要と時間がかかる可能性がありますが、技術を重ねて進めて行きます。

 ● フランス国のジャパンエキスポ 伝統柔道畳復元の畳 出展のお知らせをします。

イベント名 : 第9回ジャパンエキスポ JAPAN EXPO 

開催日  : 2008年7月3日(木)〜6日(日) ※今年から4日間開催となりました。

会場   : フランス国 パリ・ノール ヴィルパント展示会会場 Parcd'Exposition Paris Nord Villepinte

展示ブース: 日本通訳案内士連合(多大なご協力によって展示予定)

会場住所 : BP60004 95970 Roissy Charles de Gaulle Cedex France

開催時間 : 3日:13時〜19時、4日〜6日:11時〜19時

入場料  : 3日(木)8ユーロ、4日〜6日:12ユーロ ※チケットは当日会場入り口で購入できます。

入場者数 : 10万人予定 *前回2007年は80,7270人来場実績(公式発表)

日本通訳案内士連合のブースではミニ柔道畳とフランス語のチラシを展示します。

2008.6.20

伝統柔道畳復元 プロジェクト 代表 植田 昇