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美麻村に地域振興アドバイザー Edit

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 国土交通省の「地域振興アドバイザー派遣事業」で美麻村は11日、江戸川大学の鈴木輝隆教授と、自治基本条例を制定するなど先進地域とされる北海道ニセコ町の片山健也町民学習課長を招いた。合併後の地域づくりに向け、先進事例などを学ぶ。同事業は地域の課題解決のために国交省が各分野の専門家を派遣するもので、今年度は全国22市町村に派遣される。同村では「合併後の地域づくりと地域時事組織」をテーマに申請し、年3回派遣される。

 鈴木教授は、全国の地域づくりや住民自治活動に精通し、各地の地域づくりに取り組んでいる住民自治研究の第一人者とされ、昨年、同村で講演した。ニセコ町は全国に先駆け、「自治基本条例」を制定するなど、情報共有や住民自治の先進地として全国から注目されている。2人は村内の集落や市民農園重要文化財中村家など各地を視察。村の抱える課題や現状を把握した。

片山課長は、「典型的な『日本の農村』で、何とか守りたい。そのためには、住民自治をどうするかが大切。可能性のある地域」と話した。鈴木教授は「どのくらい未来のイメージを持てるかが重要。国際交流など地域の魅力を備えている」と話した。

(2005.7.12)

(このページは、大糸タイムス様のご理解により記事を引用させていただいています。)

外部リンク:大町市公式HP http://www.city.omachi.nagano.jp/00021000/00029001.html


Last-modified: 2017-04-14 (金) 08:23:50 (2561d)

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